HOME > 業務内容 > 平成25年度琉球サイエンスクラブ活動報告|あかゆらぬ花会【公式】

ヒージャーガー近辺にすむ、生き物観察

百名小学校2年 鈴木 花 あかゆらぬ花会「いきものがかり」

1.目的・動機

花の住んでいる南城市は自然がとてもゆたかで、水の近くに生き物がたくさんいます。
水の近くに生きているエビやカニやめだかなどは、何をエサにしているのか。
また、水中にはどんなエサとなる生き物がいるのか、いろいろな道具でとってみたい。
そして、どのようなところにいるか。調べてみたいと思いました。

2.研究の内容と方法

①一年生の時は、エビやカニ取りにチャレンジしたが、なかなかつかまえられなかった。今年も、夏・冬にヒージャーを調べてみる。また、「ゆうひ川」の水が海水とまざっているところも調べてみる。
②「ザル」や「せんたくアミ」や「つりざお」などの道具を使って、生き物のしゅるいや数などを調べてみる。
③ちくわやゴカイやシーチキンなどのエサをまいておびきよせ、つり上げてみる。
④写真にとり、スケッチをして生き物のいるところを調べてみる。
⑤近所のお年寄りから昔の話などを聞いてみる。

3. 調べたこと・観察

あかゆらぬ花会の人たちといっしょに、「ヒージャーガー」でザルやアミなどを使って生き物をとってかんさつした。
①シーチキンと小ムギ粉をまぜたものをまき、何が出てくるのか待って見た。
②次に、つりざおを使って、ミミズをエサにつりをした。
③エビなどのエサとなる生き物は何か、池の中の土や石などをザルやアミですくい取って見た。

○どのような作戦で取るか考えてみた

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4.雄樋川の観察(ゆうひがわのかんさつ)

ゆうひ川は、川の水が海の水にまざっている大きな川です。川には飛び石があり、石をわたって向こうぎしへ行けるようになっていました。ゆうひ川に昔から遊びに来ていた人の話では、この石があることで水の流れをやわらげて川をまもっていると聞きました。 どんな生き物がいるか調べて見ました。

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5.結果

(1)垣花ヒージャーは、水がゆたかにわき出ていました。

①水がきれいで、水の近くに生き物がたくさん見えます。
②わき出た水は、生活や田んぼなどでゆたかに利用されています。
③エビなどのエサとなる生き物が池にいるはずだけれども、小さくて見えなかった。
④エビやウナギをねらって「さお」でつりをしたが、池では何もつれなかった。
⑤夏場に多くの人があそびにくる。ゴミで汚すなど、地元の人が困っているとのことであった。

(2)ゆうひ川は、昔は泳げるぐらいきれいな川であったとのことです。

①水がかなりにごっていて、汚れていました。(近くにブタ小屋があるとのことです。)
②アミを使ってみたが、ほとんど何も取れなかった。
③さおつりにしたら「おじさん」という魚が続けて8ひきも取れました。初めにウキがピクピク動き、水に引きこまれ、つりざおの先が曲がって魚がつれました。魚は飛びはね、キュキュと泣いた。一匹は死んでしまった。のこりは川にはなしました。
④カニ穴がたくさん見つかった。その穴にウインナーやシーチキンと小麦粉の混ぜものを入れてみた。ツメは見えていたが、カニはなかなかすがたを見せなかった。